実録!土地活用(新築マンション投資)

土地活用・不動産投資について、初心者の方にも参考になるような分かりやすいブログを目指しています。 業者側の情報ではなく、土地所有者、投資者の視点でリスクについても、お話しします!

タグ:実録(契約以降)

【3月31日午後 金融機関をきめる期日です】


E銀行は、
3億6200万円の満額融資、35年、金利0.8%
で、3月31日までに返事が欲しいという条件でした。


一方、

D信金は、当初
3億5000万円(自己資金1200万円が必要)、30年、金利0.75%
の条件を、
3億6000万円 、35年、金利0.775以下
の条件に変更して、
本部決済をお願いしていてるとのことでした。


なお、今日中に決済が下りるように、努力しているそうです。




しかし、午後3時の時点で、決済がおりていないということは、
きっと、5時になっても、決済がおりないんじゃないかな?
と思います。


D信金のほうが、金利は安いけど、
本部決済がおりなかったら、どうなるのか、、、、

なかなか、決めづらい状況です。




E銀行に、後、少し、待ってもらうように交渉してみようかな?
と考えたりしています。





E銀行から連絡があり、
「D信金は、どんな状況ですか? 」
と、気にしている様子です。



D銀行は、
「融資額、融資期間をE銀行さんに合わせた条件で、本部決済を待っている状況です。
 金利は0.775%より、低く、できるだけ、0.75%に近づけたいと言ってました。」

と伝えました。
 

その後、E銀行から、
「どうしても、我が銀行と取引していただきたいので、
 さらに金利を考えたい」
と連絡が入りました。


金利は、電話ではなく、直接お伝えしたいとのことでしたので、
4時に支店にお邪魔しました。

(もう、すっかり閉店してますので、インターホンで開けてもらいます)


支店長と少しお話をして、、、、
いよいよ金利の提示です。


「D信金より、低い0.74%で、本部の承認が通ったら、
 うちで決めてくれますか?」


と言われました。




0.74%なら、D信金よりも良い条件なので、これなら決断できます。


「0.74なら決めます」
と、返事をしました。



「承認に2時間くらいかかるので、6時前にはご連絡します」

とのことです。



6時ごろに、E銀行から、
承認が取れたと連絡がありました。



これで、ついに、融資金融機関が決まりました。

金融機関 E銀行

投資総額の融資、35年、金利0.74%


名古屋金利ならではの、利率かもしれませんね。



【新築マンション投資、金融機関の選び方】



振り返ってみると、

最初の条件提示では、

A都銀=自己資金1億5000万円必要

B組合=自己資金1億円必要
C銀行=プロパー融資では自己資金1億円必要
D信金=3億5000万円の融資「金利は0.75」
E銀行=3億6200万円の融資可能「金利は他行の後に言わせてください」

という状況でした。


「融資額」の条件で、ABCがなくなりました。



今回の有利な条件を引き出せたのは、
二つの金融機関の競合に持ち込めたからです。


D信金が、思い切って、0.75%を提示してくれたのも、
0.795前後の戦いになると、言ったからですし、
やる気がある銀行が複数なければ、こうはいきません。


競合の結果、
最終的には、建設会社さんの紹介のE銀行に決まりました。



建設会社は、多くの融資の現場に立ち会っていますので、
不動産融資に積極的な金融機関を知っています。


融資先の検討をするときには、
普段取引のある銀行に加えて、
建築会社から紹介の金融機関を加えてみるのも、効果がある!
と、思いました。




多くの金融機関に融資を申し込むのは、手間暇かかりますが、
ABCの3つの金融機関だけでは、今回の事業は進めませんでした。



そういった意味でも、金融機関の選び方は、大事ですね。


画像握手
金融機関が決まりました。これからは、協力して事業を進めていきます。(写真はイメージ)






 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、下のボタンを押してください。

 
不動産投資 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

【E銀行の融資条件】


3月30日午前10時  E銀行と打ち合わせです。


E銀行の融資の条件は、次のようになりました。

10年固定金利  0.8%
融資期間    35年
融資額     3億6200万円

です。



10年固定金利は、0.8%
想定通りでした。


D信金の金利が0.75%であると、伝えてありましたが、
これが、下限ということでしょう。

今回の事業計画では、1.0%を想定していましたので、
本来なら、十分に低い提示だと思います。



D信金で、期間が35年という本店の決済が下りれば、
D信金かなとも、思います。

D信金は、融資額3億5000万円、自己資金1200万円です。
この場合、自己資金分の1200万の現金が減りますが・・・


しかし、0.05%の金利差であれば、
返済額や支払い利息は、それほど、変わらないのかな?

他の土地活用の軍資金として、
手元に置いておいたほうがベターかな?
とも、思います。



少し、シミュレーションしてみましょう。

満額3億6200万円を 0.8%で 35年で返済した場合の返済総額と、金利は、
総額4億1516万円、利息5316万円

満額3億6200万円を 0.75%で 35年で返済した場合の返済総額と、金利は、
総額4億1170万円、利息4970万円

おお!

金利が、346万円も変わってきます。

たかが、0.05%  されど、0.05%  ですね!






このあたりは、
今後の方向性や、ライフプランなどで、変わってきます。


何かに備えて、現金は手元に置いておいたほうがよいかな・・・
という気持ちになってきました。


何年か後に、同様の事業プランの融資をお願いしたら、
自己資金がもっと必要かもしれませんので。



【固定金利期間終了後の金利は?】


懸案事項の一つとして、
固定金利期間終了後の金利はどうなのか?
ということがあります。

当社の10年間の金利が低いほうが良いに決まってますが、
その後の金利が高くなっては、いけません。




固定金利 が終了したあとの金利について質問すると、


(1)何もしない場合

何もしないままでいると、自動的に、
「店頭金利(現在は、1.975%)から、0.75%優遇の変動金利 」
になるという契約とのことです。

この場合、1.225%の変動金利ということになります。



10年後の店頭金利が、

2.275%と0.3%上昇していれば、変動金利は、1.525%
1.675%と0.3%下落していれば、変動金利は、0.925%

となります。


このように多くの金融機関は、
住宅ローンなどの長期融資を、店頭金利と連動して優遇契約していることが多いのです。

ですから、店頭金利が、0.3%とか、極端に下がることはありません。




(2)交渉する場合



固定期間終了後も、何年かの固定金利にすることも可能です。
この場合は、手数料として、5000円(+消費税)がかかる、とのことです。


その場合の金利は、今までの債務者としての姿勢などを勘案して決めるとのことです。

ちゃんとした人ならば、
他行に借り換えられないように、、
という方針です。


新築マンションの融資をすると、融資の金利以外にも、
家賃や修繕費用の入出金手数料、保険やその他金融商品の販売など、
他の利益にもつながっていくので、顧客を囲い込みたいのです。


【借り換えシミュレーション】

他行に乗り換えるには、
(1)他行から融資(このお金で、当行の融資残の返済をします)
(2)当行の抵当権(根抵当権)の滅失登記
(3)他行の抵当権の設定
を同時に行う必要があります。
(司法書士さんに任せておけば良いです)
 
つまり、他行に借り換えるには、それなりのコストがかかります。

そのコスト分も、考慮した金利の提示がされるとのことでした。
金利提示の条件の出し方について、この方法は、多くの金融機関の共通の回答です。



イメージをはっきりさせるために、ちょっと具体的にしてみましょう。


3億6200万の融資を受けて、0.8%の金利で35年で返済していくと、
10年後の融資残高は、約2億7000万円です。


したがって、他行で借り換えると、
抵当権設定には、2億7000万円❎0.4%=108万円
の登録免許税がかかります。


それ以外に、融資手数料や司法書士の報酬などがかかります。
ざっと、全体で、150万円ほどかかるとします。



他行が、2億7000万円の融資を、金利 0.8%で提案したとします。
融資期間は、残存の25年になります。(35年ー10年=25年)
(他行の場合、交渉次第で期間の変更もできると思います)

この場合、
支払い総額、2億9799万円 ≒ 2億9800万円となります。
つまり、利息は2800万円ということですね。

そして、利息以外に150万円のコストがかかります。




当行は、2800万円+150万円=2950万円 の利息となるような、金利を提示します。

0.90%だと、3161万円の利息
0.85%だと、2980万円の利息


この計算ですと、0.85%程度になりそうですね。


これが、当行として、顧客の借換を阻止するための目標金利となります。

「その金利に対して、本部決済が下りるかどうか?」
は、当行の融資の方針などもあるので、下限は決まっているでしょうから、なんとも言えません。

他行が思い切った金利を提示すれば、当行は目標金利より、高い金利した提示できません。

この場合は、借換すべきとなります。





でも、実際に借換をするのは、抵当権の付け替えなど、いろいろと面倒なので、
「できれば、やりたくない」
というのが、本音です。




(細かい注意事項)

上記のシミュレーションは、
残存期間25年トータルで、借換コスト150万円を吸収する計算です。

次の固定期間10年だけで、借換コスト150万円を吸収する計算をすると、
もっと、高い金利となります。



他行に借換を申し出て、交渉すれば、
相場並みの金利+0.05%くらいになるということが、わかりました。

変動金利からの優遇よりも、よい条件になると思います。
借換交渉は、必須事項と言えます。


画像書類を検討する男
面倒だけど、いろいろシミュレーションは必要です(画像はイメージです)

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、下のボタンを押してください。

 
不動産投資 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

【融資機関の選定】

前にもお話ししましたが、

金融機関の融資条件が少しずつ、明らかになってきました。
最終的には、3月中に金融機関を決めるつもりです。



昨日(3月28日)に、E銀行とアポイント。
3月30日(水)の10時から、E銀行の条件提示となりました。


それまでに、下準備をしておけば、
条件提示からの決断が早くなります。


金利と返済額をシミュレーションする時にお世話になっているサイトがあります。

【しっかり】借入返済額シミュレーション:すぽると
https://www.shiruporuto.jp/tool/sikin/menu/s_kariire.html

というサイトです。

このサイトの場合、借入金額は、1億円までですので、
3億円借りるときは、3000万円と入力して、 10倍しています。


当初1%で、10年後以降は2%というように、
2段階の金利のシミュレーションもできて、
とても使い勝手が良いです。 

融資の時の条件は、せいぜい当初10年までです。
(住宅ローンは、ずっと同じ金利というプランもありますが・・)

10年後、金利が上がったら、どうなるのか?
これは、重要ポイントですよね。



さらに、融資残高もわかります。
いやあ、本当にありがたいサイトです。


なお、このサイトを使った、
D信金とE銀行のシミュレーションは別記事でアップしますので、
是非、そちらをお読みください。

融資返済シミュレーション(新築マンション投資)3月29日UP
(別ウィンドウで開きます)



さて、D信金は、
金利条件は良いのですが、期間が30年ということが、懸案事項だったのですが、
もう一つ大きな問題がありました。


ビジネスマン考える
うーん、なかなか難しい。(画面はイメージです)


実は
「本店決済がまだ、正式には下りていない!」
ということです。


支店としては、
この条件を提示するけど、本部がNOと言ったら、どうなるのか??

本部が、金利は3%ですなんて、ことになったら、
 計画が大幅にくるってきます。


本店決済は早くて、31日とのことです。

35年返済も含めて、決済をお願いしました。





一方、E銀行からは「月内の決断をお願いします」と言われています。 
E銀行を断ってから、D信金の決済が通らないでは、、、、、、


まあ、そんないい加減な金融機関はないはず、、と思いますが、
一抹の不安はあります。


いろんな場面を想像して、シミュレーションが必要ですね。


今から、少しがんばります。
シミュレーションはこちらです。

融資返済シミュレーション(新築マンション投資)3月29日UP
(別ウィンドウで開きます)

D信金は、10年間の固定期間以上の、金利の条件が良いという印象です。
D信金から35年間の融資が引けたら、D信金に決めたいと思っています。




 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、下のボタンを押してください。

 
不動産投資 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

D信金、E銀行からの融資条件の提示が出てきました。

あとは、

「どちらかに決めるか?」

ということです。



最初に大きな資金が必要なのは、土地の購入の時です。
4月21日(大安)の予定です。

それも含めて必要資金は次のように決まりました。



3月24日・・・不動産手付金   1000万円(手持ち資金から)
3月28日・・・建築工事着手金   148万円(手持ち資金から)

4月21日・・・土地購入資金    9100万円(融資)
       土地購入経費    500万円(融資)
       根抵当権設定    160万円(融資)

7月15日頃・・建築着工時金    8200万円(融資)

11月25日頃・・建築中間金     8300万円(融資)

3月10日頃・・建築完成時金    8300万円(融資)
       諸費用        500万(融資他)


という感じです。

この最後の諸費用の中には、期中金利というものが、含まれています。

しかし、支払うのは、最後の3月10日ではなくって、

4月21日などに融資を受けた場合に、
「その融資に対する金利」で、
1ヶ月ごとに支払わなくてはなりません。



融資条件として、D信金と、E銀行の
(1)借入金利
(2)借入期間
(3)その他経費
を比較していますが、

その他経費の中に、期中金利というのものがありましたね。

融資の本実行(=来年3月10日)の前までに、
借りたお金の金利 のことを言います。

この場合だと、

4月21日に、9760万円を完成時まで(約11ヶ月)
7月15日の、8200万円を完成時まで(約8ヶ月)
11月25日の、8300万円を完成時まで(約4ヶ月)

金利がかかります。

ざっくりと計算してみましょう。
ざっくりなので、月割りで計算します。
実際は、日割りで計算します。


期中利息を1%としますと、 

4月21日分融資の利息=9760万円❎1%❎11/12=89万円
7月15日分融資の利息=8200万円❎1%❎8/12=55万円
11月25日分融資の利息=8300万円❎1%❎4/12=28万円

合計 約172万円の利息がかかるというわけですね。


利息は、借入金❎利息❎期間 ですから、
年率1%の利息に対して、期間を年で、掛け算します。

(年率1%とは = 1年間借りると借入金の1%が利息となる )


期間を日割りで計算する場合は、
年率1%を365で割って、0.00274%にして、 日数をかけます。

通常、利息は1ヶ月に1度の支払いとなります。

1年間で1%の利息ですから、1ヶ月では、その1/12の利息になります。




【期中金利は、融資か、手持ち資金か?】



今回は手持ち資金から持ち出します。
最後にその分の融資を受けても良いし、このまま、手持ち資金で対応しても良いです。

もちろん、期中金利を見込んで、その分の融資を受けることも可能です。




【期中金利が事業計画に盛り込んであるか?】

事業計画には期中融資も盛り込んで、事業計画として提出していますから、
融資対象に含まれています。

今回の事業計画では、建築業者の概算では320万円を予定しています。
まあ、大目に見積もっておく場合が、多いですね。

 
【実際の期中金利について】


D信金は、期中金利については、0.9%という提示がありました。
ですから、上の試算より、金利は安くなりますね。

E銀行は、融資実行の金利で、と提示がありました。
すると、0.8%くらいでしょうか?
試算の172万の8掛けだと140万くらいですね。。。

このように、金利の試算は、ざっくりと月割りで計算しておけば良いと思います。


建設業者が作成する事業計画には、通常の場合、ちゃんと計算して盛り込まれています。

もし、抜けていたら、表向きの利回りをよくするために、わざと書いていないのかもしれません。

資質が問われますね。


【参考1】


融資がはっきりと、決まってないのに、
土地購入と建築工事を契約するのは、本当はちょっとリスキーですね。
契約を進めて、融資が落ちなかったら、大変なことですから。

その場合は、不動産手付と、建築着手金が、返らなくなります!

しかし、

(1)両金融機関が前向きに対応していること 
(2)3月完成に向けて、工期が迫っていること
(3)早期判断しなくては、土地の購入ができないこと

などの条件を勘案して、契約に踏み切っています。


ちょっと、初心者では判断が難しいケースなのかもしれません。

 
【参考2】


最初に自己資金を1148万円投入しましたが、
E銀行は、満額融資です。

最後の資金需要の時に、その分も合わせて融資してくれますので、
手持ち資金が、減った分、戻ってくることになります。


前に、アパートを建設した方の場合、手持ち資金のある方だったので、
着手金、中間金を自己資金で支払って、最後に満額融資にするようアドバイスしました。

この場合、期中利息が発生しませんので、お得です。

しかし、金融機関によっては、そこまで、資金があるのなら、
過剰融資では?ということで、認めてくれない機関もありました。

過剰融資というよりも、期中金利が欲しかったからなのかもしれません。



 

参考になりましたら、下のボタンを押してください。

 
不動産投資 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

3月25日、D信金の融資の条件を聞いてきました。

D信金は、金利0.75%
返済期間は30年で、35年は融資が通りにくいとのことでした。



そのあと、E銀行へ電話をします。


さて、E銀行の条件はどうなるでしょうか?


E銀行は、金利については、直接お話ししたいということで、
来週アポイントを決めましょうとのことでした。

D信金の条件を話すと、、、、

当行は、
「融資期間を長くしたいという希望」を叶えてますし、
「融資額は、総額の3億6200万にしています」と、
アピール。

つまり、金利は負けているということでしょう。


どうも、0.8%程度ということだと思います。


経費について確認すると、
「アポイントの時に説明します」
とのことでしたが、

さっくりと聞かせてもらいました。


(1)期中利息は、融資の利率にて(多分、0.8%)
  これはD信金より有利です
(2)融資手数料は108,000円
  これもD信金より有利です
(3)固定期間後の事務手数料は、5400円だったかな?と言ってました。
  これは、D信金より高いです
(4)繰上返済のコスト・・・・あ、これは、聞き忘れました^^;
(5)固定期間中の借り換え(一括返済)の違約金は、残存期間❎0.5%
  これはD信金より厳しいです
(6)抵当権等の費用
  これは、同じです。

ポイントは、(5)の一括返済の違約金ですね。

これは、金融機関によって、つけたり、つけなかったりです。

(参考)
B組合のアパートローンの固定期間が今年の3月終了しました。
次も3年固定にしたのですが、
前は違約金はなかったのに、今回は違約金を払う契約になりました。
他行への借換も検討してたからかもしれませんが。


では、E銀行の違約金って、どれくらいになるのでしょうか?

例えば、今回、3億6200万円の融資で、35年返済で、10年の固定金利の特約をしました。
7年後に融資残高、3億円だったとします。

この時に、他の金融機関に乗り換えたり、宝くじが当たって全額返済すると、

違約金は、
3億円❎0.5%(年率)❎3年間(残存期間)=450万円
となります。

結構な額ですね!

なお、通常は月割りで計算します。


銀行側からすると、

当初、固定期間の10年で、0.8%の利益を見込んでいたいのを、
一方的に破棄するのか!

ということですから、
それなら、これくらいの条件をつけたくもなりますよね。 


最近は、期中でより金利の安いところに、借り換える人が増えてきたので、
今後「違約金有り」の方が一般的になるのかもしれません。



とは言っても、借り換えると、費用がかかります。


抵当権の設定をやり直すので、
登録免許税がまた、かかります。
3億円の残額だと、120万➕司法書士手数料です。

もともと、高い金利で借りていて、どれだけ安い金利に借換たら、有利なのか!
を考えなくてはなりません。

そもそも、最初の金利が、1%を切ってますから、
大幅にこれ以上金利が安くなるとは、思えませんね(笑)
ということで、期中の借換は、あまり検討しなくても良いと思います。




しかし、もう一つ、検討すべき点があります。

「固定期間終了後の金利について 」

です。

住宅ローンに、多いのですが、
当初3年間は、すごく安い金利で、融資を勝ち取っておいて、
そのあとから、金利が高くなるという というローンです。

顧客獲得の1つの方法ですね。

住宅ローンなんて、そうそう経験ありませんから、
当初の金利の安いところで、決めてしまいます。
その後、金利が高くなったとしても、知らずに(他と比べずに)、
払い続ける人が多いのです。


まあ、携帯を売るのも同じですし、
プリンターを安く売って、インクで儲けるのもそうですが、
最初に顧客を獲得してから、あとから、儲けるというビジネスモデルですね。
(あ、本業は経営コンサルタントです

いわゆるリーマンショックのサブプライムローンも、これと似てますね。

少し、脱線しました。
この話は、別の記事にします。




ですから、最初だけ安くて満足してはいけません。

D信金は、他行へ借換されないように、
その時点で、ベストの金利を出しますとの返事でした。
これは、最高の返事ですね。
ただ、10年後の話なので、その担当者はいませんけど。
でも、そういう姿勢だということは分かりました。

E銀行については、アポイントの時にじっくり聞かしてもらいます。


E銀行が、D信金の金利を下回れば、
E銀行を本命にする気でしたが、今は、微妙な感じです。

金利を優先すべき
期間を優先すべき
固定期間後の金利を優先すべき

あらあら、優先すべきことが3つも。
折り合いをつけなくてはいけませんね。

3月中には、決めたいと思います。



 

参考になりましたら、下のボタンを押してください。

 
不動産投資 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ

にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ