大東建託のオーナー向け情報誌が届きました(大東建託 中京かわら版)。
気になった記事を一つ紹介します。
そして思いついたことを書いておきます。
中京かわら版によると
ということでした。
2012年頃から、オリンピック関連で建築需要が高まり、原材料だけでなく、工賃もずっと高止まりでした。
さらに、円安もあって、輸入木材、鉄鋼の値段が上がっています。
一方、(1)窯業・土石製品、(2)金属製品なども、緩やかに上昇しています。
2012年対比でそれぞれ110%、117%となっています。
外壁材やトイレ、バス、アルミサッシなども、若干高くなっているようですが、木材、鉄鋼ほどではないようです。
円安ということもあり、いろいろなものが値上がりしています。
ガソリンとか電気代も上がりました。
衣料品は海外生産ですから、これからかなり高くなりそうです。
食品もジャガイモや玉ねぎなどは、天候によって値段が上がったりもしました。
玉ねぎなんかは、安くなりましたが、いろんな食材が値上がりしています。
多くの企業の値下げ努力も限界にきており、大手ほど値上げしています。
消費者物価は上がっている感じがしますね。
同様に、企業間取引の価格も上がっています。
木材の価格が2倍になっても、木造アパート建築費そのものが2倍になるわけではありません。
建築費は、原材料そのものよりも、工賃や管理費などが大きいからです。
大手企業になれば間接費用(研究費、広告費、人件費)なども膨大です。
とはいえ
建築費は高くなる方向です。
建設費が1割高くなれば、収支計画も大きく変わってきます。
これからの、不動産投資は、より厳しくなるでしょう。
新築価格が上がるため、家賃設定も高めになる可能性が高いと言えます。
新築物件の家賃が高ければ、既存の物件の家賃を下げる必要は無くなります。
すでにアパマン経営をしている人には、悪いニュースではありません。
欧米は利上げに踏み切っていますが、日本は低金利を維持するようです。
しばらくは低金利が続きそうです。
マンション、アパート建設を融資で行えば、金利は大きな要素となります。
1億円を金利1%で30年返済するのと、3%で30年返済するのではどれくらい違うのでしょうか?
1%の場合の総返済額=1億1579万円
3%の場合の総返済額=1億5178万円
なんと、3599万円も違います。
個人的な考えですが、
将来の金利上昇のリスクを考えて、できるだけ長期の固定金利を選択するようにしています。
建築資材高騰、インフレ傾向などから、いろいろなものが値上がりしそうです。
管理費や修繕費も、少しずつ上がって行くと思います。
家賃も上がっていけばいいのですが・・・
気になった記事を一つ紹介します。
そして思いついたことを書いておきます。
【建設資材 木材、鉄鋼が高騰】
中京かわら版によると
- 建設資材は2012年末ごろから徐々に上昇
- 2021年ごろから木材、鉄鋼が急騰
- 2015年と比較して、木材は171.7% 鉄鋼は151.9%
その理由は背景について
- 木材価格高騰の背景はコロナ後のアメリカでの住宅需要拡大
- 鉄鋼の急騰はロシア・ウクライナ問題による鉄鉱石・原料炭の高騰
- 物流コストの増加(特に輸入資材)
- 円安
ということでした。
2012年頃から、オリンピック関連で建築需要が高まり、原材料だけでなく、工賃もずっと高止まりでした。
さらに、円安もあって、輸入木材、鉄鋼の値段が上がっています。
一方、(1)窯業・土石製品、(2)金属製品なども、緩やかに上昇しています。
2012年対比でそれぞれ110%、117%となっています。
外壁材やトイレ、バス、アルミサッシなども、若干高くなっているようですが、木材、鉄鋼ほどではないようです。
【インフレ?】
円安ということもあり、いろいろなものが値上がりしています。
ガソリンとか電気代も上がりました。
衣料品は海外生産ですから、これからかなり高くなりそうです。
食品もジャガイモや玉ねぎなどは、天候によって値段が上がったりもしました。
玉ねぎなんかは、安くなりましたが、いろんな食材が値上がりしています。
多くの企業の値下げ努力も限界にきており、大手ほど値上げしています。
消費者物価は上がっている感じがしますね。
同様に、企業間取引の価格も上がっています。
【原材料が上がっても、最終価格はそれほどは上がらない】
木材の価格が2倍になっても、木造アパート建築費そのものが2倍になるわけではありません。
建築費は、原材料そのものよりも、工賃や管理費などが大きいからです。
大手企業になれば間接費用(研究費、広告費、人件費)なども膨大です。
とはいえ
建築費は高くなる方向です。
建設費が1割高くなれば、収支計画も大きく変わってきます。
これからの、不動産投資は、より厳しくなるでしょう。
新築価格が上がるため、家賃設定も高めになる可能性が高いと言えます。
新築物件の家賃が高ければ、既存の物件の家賃を下げる必要は無くなります。
すでにアパマン経営をしている人には、悪いニュースではありません。
【金利は、まだ安いが】
欧米は利上げに踏み切っていますが、日本は低金利を維持するようです。
しばらくは低金利が続きそうです。
マンション、アパート建設を融資で行えば、金利は大きな要素となります。
1億円を金利1%で30年返済するのと、3%で30年返済するのではどれくらい違うのでしょうか?
1%の場合の総返済額=1億1579万円
3%の場合の総返済額=1億5178万円
なんと、3599万円も違います。
個人的な考えですが、
将来の金利上昇のリスクを考えて、できるだけ長期の固定金利を選択するようにしています。
【最後に】
建築資材高騰、インフレ傾向などから、いろいろなものが値上がりしそうです。
管理費や修繕費も、少しずつ上がって行くと思います。
家賃も上がっていけばいいのですが・・・