大手不動産販売からDMが届きました。
その中に「不動産売却ガイドブック」が入っていました。
2010年つまりリーマンショックの頃から2021年までの
収益物件の価格と表面利回りの推移が掲載されていました。
収益物件は
アパートの売却価格は
2010年が4600万円です
それから2012年が4200万円と落ちていきます。
その後、右肩上がりで2021年では7202万円です。
表面利回りは
2010~2012年は、11.5%ほどですが、その後2016年に9%まで下がります。
その後あまり変化せず、2021年では8.59%になっています。
区分マンションの売却価格は
2010年は862万円、そこから右上がりで2021年は1515万円になります。
表面利回りは
2010年に12.16%だったものが、2017年に7.5%まで下がっていきます。
その後変化せず、2021年では7.40%になっています。
12%と7%台では、かなりの差になっていると思います。
このDMが言いたいのは、
「今が高値だから、収益物件を売りませんか?」
ということです。
収益物件を売買する企業としては、売るタマがなければ仕事になりません。
だから彼らに言わせれば、いつでも売り時なのかもしれませんね。
売り時となるように、データを集め、加工するのは、仕事なのでしょうがないですね。
こちらは、そこを見越して考えなくてはなりません。
とはいうものの、全体としては
実際に平均単価が上がり、表面利回りは下がってきているようです。
家賃が一定なら
販売価格が上がれば表面利回りは落ちるわけですから
販売価格と表面利回りの関係は負の相関になります。
表面利回りが下がるということは、売り手にはよく、買い手にはNGですね。
シェアハウスなどの不動産投資の問題があってからは、融資は引き締め傾向だったようですが
結果として、中古収益物件市場は活況だったということでしょうか?
少々、疑問も残ります。
売却価格が変動してるといっても
同じマンションの価格が推移しているわけではありません。
大きな物件が売れる年と、そうでない年という違いかもしれません。
表面利回りが下がってきていますが
古い収益物件より、新しい収益物件のタマが増えれば、表面利回りは下がります。
内容によっても利回りは変わりますから、同じ収益物件の利回りが変化しているわけではありません。
それでも、全体の傾向はわかります。
表面利回りが下がってきているということは
買い手が多いということですね。
確かに売却するには良い時期かもしれません。
毎年、1年間の収入(家賃と共益費)を計算して表面利回りから逆算すれば
およその売却価格がわかります。
売却価格が債務よりも高ければ、一安心ですね。
その中に「不動産売却ガイドブック」が入っていました。
【収益物件の利回り、価格の推移】
2010年つまりリーマンショックの頃から2021年までの
収益物件の価格と表面利回りの推移が掲載されていました。
収益物件は
- 一棟マンション
- 一棟アパート
- 区分マンション
それぞれのジャンルごとに分けて、売買価格と表面利回りがグラフになっています。
どの収益物件でも、
売買価格は2010年〜2012年が底で、その後右肩上がりです。
2018年以降も少しずつ高くなっています。
このデータは
2010〜2012年頃の売却価格は、13500〜14500万円ほど。
2021年の売却価格は、17000万円となっています。
表面利回りは
2010〜2012年に10.4%前後だったものが、2016年に8%台まで下がります。
その後は、表面利回りはあまり変化せず2021年では7.84%になっています。
どの収益物件でも、
売買価格は2010年〜2012年が底で、その後右肩上がりです。
2018年以降も少しずつ高くなっています。
このデータは
- 「収益物件市場動向年間レポート2020年」
- 不動産売買情報サイト建美屋などの情報
【一棟マンション】
2010〜2012年頃の売却価格は、13500〜14500万円ほど。
2021年の売却価格は、17000万円となっています。
表面利回りは
2010〜2012年に10.4%前後だったものが、2016年に8%台まで下がります。
その後は、表面利回りはあまり変化せず2021年では7.84%になっています。
【一棟アパート】
アパートの売却価格は
2010年が4600万円です
それから2012年が4200万円と落ちていきます。
その後、右肩上がりで2021年では7202万円です。
表面利回りは
2010~2012年は、11.5%ほどですが、その後2016年に9%まで下がります。
その後あまり変化せず、2021年では8.59%になっています。
【区分マンション】
区分マンションの売却価格は
2010年は862万円、そこから右上がりで2021年は1515万円になります。
表面利回りは
2010年に12.16%だったものが、2017年に7.5%まで下がっていきます。
その後変化せず、2021年では7.40%になっています。
12%と7%台では、かなりの差になっていると思います。
【このDMの狙いは】
このDMが言いたいのは、
「今が高値だから、収益物件を売りませんか?」
ということです。
収益物件を売買する企業としては、売るタマがなければ仕事になりません。
だから彼らに言わせれば、いつでも売り時なのかもしれませんね。
売り時となるように、データを集め、加工するのは、仕事なのでしょうがないですね。
こちらは、そこを見越して考えなくてはなりません。
とはいうものの、全体としては
実際に平均単価が上がり、表面利回りは下がってきているようです。
家賃が一定なら
販売価格が上がれば表面利回りは落ちるわけですから
販売価格と表面利回りの関係は負の相関になります。
表面利回りが下がるということは、売り手にはよく、買い手にはNGですね。
シェアハウスなどの不動産投資の問題があってからは、融資は引き締め傾向だったようですが
結果として、中古収益物件市場は活況だったということでしょうか?
少々、疑問も残ります。
【全体の傾向がわかる】
売却価格が変動してるといっても
同じマンションの価格が推移しているわけではありません。
大きな物件が売れる年と、そうでない年という違いかもしれません。
表面利回りが下がってきていますが
古い収益物件より、新しい収益物件のタマが増えれば、表面利回りは下がります。
内容によっても利回りは変わりますから、同じ収益物件の利回りが変化しているわけではありません。
それでも、全体の傾向はわかります。
表面利回りが下がってきているということは
買い手が多いということですね。
確かに売却するには良い時期かもしれません。
毎年、1年間の収入(家賃と共益費)を計算して表面利回りから逆算すれば
およその売却価格がわかります。
売却価格が債務よりも高ければ、一安心ですね。