日経新聞に大東建託さんの経営状況の記事が掲載されました
(2019年10月29日朝刊)
詳しくはこちらをどうぞ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51481710Y9A021C1DTA000/
日経よりますと
ということです。
その原因を次のようにあげています。
一方で、賃貸事業は好調のようで
なお、今後は
金融機関の融資が厳しくなったこと
に
働き方改革の流れ
で、営業の仕方にもメスが入れられたため
いろいろと厳しい状況になったようです。
大東建託の場合木造住宅がメインなので
建築受注から売上までの期間は半年くらいとすると
上半期は2%減の売上が
下半期はもっと厳しくなるでしょう。
受注状況が前年比14%ですからね。
大東建託の利益は3つのセグメントがあります。
まあ、(1)が建設、(2)が管理という感じです。
2018年3月決算では
(1)が1091億円
(2)が334億円
(3)が31億円
でした。
これが
2019年3月決算では
(1)が957億円
(2)が441億円
(3)が34億円
と、なりました。
建設事業に対して、管理の割合が大きくなってきています。
さらに、2020年決算ではさらに大きくなりそうです。
大東建託としては
賃貸住宅事業は、成長期から安定期に入ったという認識です。
今回の融資の厳格化は
ある程度の淘汰につながるでしょう。
長期的には
建設事業を絞り込み、不動産事業を拡大していく
経営方針にシフトするのではないか?
と思います。
(2019年10月29日朝刊)
詳しくはこちらをどうぞ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51481710Y9A021C1DTA000/
【記事の内容は?】
日経よりますと
- 2019年4〜9月期の連結の営業利益は600億円で、前年より2割減
- 売上高は2%減の7800億円程度
- 19年4〜9月の建設事業の受注高は前期比14%減の縮小傾向
ということです。
その原因を次のようにあげています。
- 主力の建設事業で金融機関のアパート有志厳格化などで受注が低迷した
- 消費税の影響がでている
- 不動産投資に顧客が慎重になっている
一方で、賃貸事業は好調のようで
- 管理戸数は前年同期比4%増の110万戸
- 入居率は約97%とほぼ満室を維持
なお、今後は
- 従業員の働き方改革の対応が進み営業力も向上
- アパート建築の受注改善が見込まれる
【この記事の感想は?】
金融機関の融資が厳しくなったこと
に
働き方改革の流れ
で、営業の仕方にもメスが入れられたため
いろいろと厳しい状況になったようです。
大東建託の場合木造住宅がメインなので
建築受注から売上までの期間は半年くらいとすると
上半期は2%減の売上が
下半期はもっと厳しくなるでしょう。
受注状況が前年比14%ですからね。
大東建託の利益は3つのセグメントがあります。
(1)建設事業 : 土木・建築その他建設工事全般に関する事業
(2)不動産事業: 不動産の一括借上、賃貸、仲介、入居者の保証人受託業務及び管理に関する事業等
(3)金融事業 : 施主が金融機関から長期融資を実行されるまでの建築資金融資事業等
まあ、(1)が建設、(2)が管理という感じです。
2018年3月決算では
(1)が1091億円
(2)が334億円
(3)が31億円
でした。
これが
2019年3月決算では
(1)が957億円
(2)が441億円
(3)が34億円
と、なりました。
建設事業に対して、管理の割合が大きくなってきています。
さらに、2020年決算ではさらに大きくなりそうです。
大東建託としては
賃貸住宅事業は、成長期から安定期に入ったという認識です。
今回の融資の厳格化は
ある程度の淘汰につながるでしょう。
長期的には
建設事業を絞り込み、不動産事業を拡大していく
経営方針にシフトするのではないか?
と思います。